禁句・禁語・・・言葉の暴力 [インターネット]
今日の午前中、yahoo!の掲示板に香田何某という演歌歌手(芸能関係は全く疎くよくわかりません)が、奥さんへの「言葉の暴力」が原因で離婚されていたという記事が出ていました。
奥さんへどのような言葉、暴言、罵詈雑言を吐いたかは具体的には書かれていませんでしたが、奥さんが愛想を尽かして離婚するほどですから、耐えられないほどの相当酷い言葉が日常から吐かれていたんだと十分に察しられます。(それだけが原因の全てではないでしょうが)
「言葉の暴力」は、自分ではそのつもりは無くても、人の心をズタズタに傷つけしまうケースをよく耳にしますよね。
勿論、悪意を持って「言葉の暴力」を振るう輩もいますが・・・
「言葉の暴力」の怖いところは、必ず陰湿なイジメになって拡がってしまうところ、そして最悪の場合、耐えきれず自らの命を絶ってしまうまで至るところにある気がしてなりません。
私のところでは、絶対に相手に吐いてはいけない言葉があります。
「死ね」「臭い」「きもい」「うざい」
これらの言葉は、喧嘩してどんなに頭に来ても相手に対して絶対に吐いてはいけない言葉として、子供達には幼い頃から厳しく教え込んできたつもりなんですが・・・。(家の外では監視できないので子どもを信用するしかありません)
自分の居るところで、「死ね」なんて言葉を吐こうものなら、当然自爆です。
「臭い」これも同様。但し、おならをしたり、汗臭いのに風呂に入らなかったりの類いの話は別ですが・・
今、一番気になるのが「きもい」と「うざい」の言葉です。
テレビでの人気バライティー番組でもお笑いタレントが面白おかしくするために、相手にそのような言葉を吐いている。(勿論、番組のシナリオによるのでしょうけど)
本当に気になります。
番組とはいえ、これを言われた当人は相当辛いのではないだろうか?と。
自分に置き換えたら堪りませんね。
そんなナイフのように人の心を傷つける言葉が、流行(ハヤリ)言葉のようにウケて、周りが影響され、当たり前のように使い始める・・・もう既にそうなっていますが、なんかイヤですね。
「うざい」は「鬱陶しい」の省略語らしいですが、その意味だけでなく「うるさい」「わずらわしい」「イライラする」「臭い」の全てが含まれているように感じるのは、言い過ぎでしょうか?
一方的に相手の全人格を否定し、相手を打ちのめす言葉。
こんな言葉を口にする前に、言われた方の人の身になって欲しいですね。
もし、自分が他人に言われたらどうしよう?
観月アリサ主演の新番組のタイトルになぞって
「はい、うざいですが、それが何か?」
「はい、きもいですが、だから?」
と、やはり開き直りでしょうかね。
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