貧困で学校が・・・? [新聞ネタ]
ご存知のように、去る10月21日の新聞、テレビで話題になった厚生労働省が20日発表した「相対的貧困率」で日本の国民の6人に1人近くが貧困状態で暮らしていることが明らかになりました。
数字は2006年のもので15.7%、10年前の1997年が14.6%で1%以上も上がりOECD(経済協力開発機構)加盟国の中でも最悪のレベルだと、長妻厚生労働大臣は述べていましたが、2008年にはアメリカ発の金融危機に端を発した世界的景気低迷で、給与額・賞与額が更に減少していますから、現在の貧困率はもっと悪化しているに違いありません。
戦後の高度成長期から「一億総中流で豊かな生活」、「先進7カ国(G7)の一員」、「経済大国として世界に貢献する日本」、「平和で生活が豊かな国の日本」なんて大そうなことを仰って、ご自分の手柄のように胸を張っていた政治家の方々はどう申し開きするのでしょうかね?
就職にしったて未就業率は先月で6%、年末には7~8%になりそうな勢いとか・・・。
新卒求人倍率は大卒で1.2倍、高卒に至っては0.6倍。
就業も侭ならず、生活は困窮し、はたまたリストラの対象となって家庭崩壊、自殺者増とお先真っ暗な世相が見えては、いったい誰がこんな日本にしてしまったのか!
強い怒りさえ覚えます。
そしてこの不況のせいで向こうアメリカのハワイ州では、信じられないことに、不況による学校週休3日制を余儀なくされて、この23日から実施しているそうです。
なんでもかんでもアメリカ志向(追随)の強いこの国の政治家、官僚さん。
まさか日本でもこんなのアリ!は勘弁ですよ。
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