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結婚・・素晴らしい夫婦愛って素敵だ! [北日本新聞ネタ]

昨日の北日本新聞の夕刊の一面に県内の晩婚化が全国平均を上回るペースで進行している旨の記事が出てました。
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富山県の場合、昭和30年~平成7年までは平均初婚年齢が全国3位以内の常連県だったのが、近年は30~40位台が定位置になっているとのこと。[がく~(落胆した顔)]

男性が30.3歳で40位、女性が28.3歳で34位。
若者の結婚観や社会環境の変化、女性の経済力の向上などの様々な要因が挙げられていますが、富山県の19年度調査によると結婚を急がない理由のトップは
男女とも同じで「独身生活の方が自由だから」
2位は男性の場合「経済的自立が難しい」こと、女性は逆に「女性の経済力の向上」と対照的な理由を挙げているとのこと。[ふらふら]
確かに最近は「草食系男子」「肉食系女子」の言葉が流行しているくらいですから思わず納得してしまいます。
(うちの息子たちは大丈夫だろうか?)are.jpg

確かに結婚は個人の生き方や価値観の所謂プライベートな問題ですが、「やっぱり結婚っていいな。夫婦ってこんなに愛し合えるのか・・素敵だな。俺もこういう夫婦になりたいな。」と悲しい事なのに羨ましく思ったことがあります。

俳優の長門裕之・南田洋子ご夫妻のことです。
今朝のワイドショーで見たのですが、長門裕之さんが昨日お亡くなりになった奥さんの南田洋子さんことで受けていたインタビューで、悲しみに堪え切れなく嗚咽しながら絞るように仰ったいくつかの言葉は、本当に胸を打ちました。

「・・・絶対に失いたくないものを失う時間を待っているという・・・」

「僕が手を合わせるのは思い出の中だけなんです・・。
 僕の素晴らしい思い出の中で洋子は生きてますから・・・ 
 これは永遠ですから・・よりどころですから・・・・・」

 画面を見ていて、涙が止まりませんでした。

なんて素敵な御夫婦なんでしょう。

偶然でしょうか、一昨日、富山の書店で時間つぶしをしていろいろと店内を歩き待っているうちに一冊の本が目にとまり、思わず買ってしまいました。

夫から妻へ、妻から夫へ 60歳のラブレター⑨」

その中の一編を紹介します。

夫から妻へ

お母さんへ
知り合った当時は「苗字」であり、やがて「名前」となり、今では「お母さん」。
私はこの呼び方が一番好きです。
忙しい私に文句も言わず、働きながら家事をこなし家庭を守ってくれたお母さん。決して豊かとは言えない生活の中で子どもたちも大学までいって立派に成長してくれました。最大の功労者はお母さん、貴方です。
子育てに一段落し定年を迎えたらこれまでの苦労に報うため、二人で旅行なりして共に余暇をたのしもうねと話をした時、苦労と思ったことはないよと言ってくれたお母さん。
突然の報で驚かれたことでしょう。私に下された病名は「胸部扁平上皮癌」。
お母さん、病気になんかなって済まないね。
お母さんの涙を知っています。
気丈に振舞っているが陰で泣いていたのを知っています。だから余計に辛いのです。昨夜も貴女の夢を見ました。貴女の温もりを感じました。お母さん、必ず貴女の元に生きて、生きて帰ります。
私には残された時間がありませんが忘れないでください、貴女は私の最も良き相方であり、素晴らしい同志であり最高の伴侶だと思っていることを。
照れ臭いので面と向かって言ったことは無いが何時も感謝していました。
生まれ変わっても必ずもう一度貴女を探します。
貴女の笑顔を目印にして必ず、必ず探します。そのときもう一度私と一緒になってくれますか。
 病室から見える今日の空はまた涙で曇っています。

                       病院にて 倍男

兵庫県の方の奥様へ送ったラブレターです。

人の生きる道は山あり谷ありですが、一人よりも二人、それも一番愛する人と歩んでいくって素晴らしいと思いませんか。


 


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