「いまさら」でなく・・ [個人ネタ]
昨日の文化の日は一日中、コンピューターと格闘でした。
ただでさえ基本的知識は白痴的であり、電話でのやり取りにしても状況を正確に説明できない惨状で、休日中に何時間も携帯でのやり取りで相手の方は、さぞやイライラしていたことに違いないと内心謝りながらも結局は解決に至らず原因を含めて今はシステムの専門家に丸投げという有様です。
昨日に至っては、「今更、PCの勉強を基礎からしてもね~」が本音だったのですが
・・・
今日、母校の同窓会報が送られてきました。その中で
「こんな人生 歩んでいます」というタイトルで、今年喜寿を迎えられた12名の先輩方の近況が特集として載っていたのですが、その方々は自分の過去の歩みよりもむしろ現在、そしてこれからのことを楽しそうに語られているのです。
その前向きな考え方、生き様、生き方を読んで昨日の自分の気持ちが恥ずかしくなり猛反省したところです。
また編集エピソードで、
編集者が投稿をお願いした方々に
「こんな人生歩いてきました」 と変更しましょうか、と申し出たところ
「まかりならん!まだまだこれからだ!」
と一蹴され、先のタイトルになったとのこと。
77歳にしてその意気軒昂たるや まさに人生の達人 先輩畏るべし! と感服した次第です。
私たちはともすると「今更、やってもしょうがない」 「今更、どうにもならない」 「今更、そんな歳じゃない」て「いまさら」という言葉を概ね否定的に使う場合が殆どだと思うのです。
「その行為や行動を起こすのは、時すでに遅し、だから意味のないことだ」という解釈のときに一層この「いまさら」の意味が鮮明になるような気がします。
この「いまさら」という言葉を使ったとたん、自分の考え方や行動が抑制され、保守的になっていることが多いこと皆さんはお気づきでしたか?
特に50代を過ぎると更に多くなっているような・・・
今回の会報の一件で自分のことを振り返ってみたとき、なんと「今更・・・したって」と逃げ道にしていたことか。
で、閃きました
「いまさら」ではなく「いまから」を言うようにしたらどうでしょうか?
「いまから 週1回は夫婦で外食をする」
「いまから お洒落をする」
「いまから 外国語を勉強する」
「いまから 絵画を習う」 とか「いまから・・・する」って日々の小さな実験であり、できなかったからって実験ですから塞ぐことなく次にトライする。
こんな生き方の方が面白いですよね。
で、僕は 「いまから パソコンを基礎から勉強し直す。」
の「いまから」実験をすることにします。
でも、
「いまから、外で子どもをつくる」 なんてのは絶対にいけませんぞ!