金銭は幸せにあらず・・・でも [海外ネタ]
今、日本では鳩山首相の偽装献金問題が、大きく報道関係を賑わせていますが、海の向こうのヨーロッパでも一国の首相が連日マスコミを賑わせています。
ご存知、あのお騒がせで有名なイタリアのベルルスコーニ首相の離婚問題が、今イタリアではもっぱらの話題で国民の関心の的になっているようです。
ベルルスコーニ首相と言えば73歳にして若い女性との浮気が何度も報じられ、最近ではその相手から暴露本の出版まで予定されているとか、殊、噂に事欠かない御仁ですが、流石に堪忍袋の緒が切れて、ベロニカ夫人は首相に三行半を突き付け、現在離婚協議中とか。
またその内容が凄い!
夫人側は離婚後の生活費として月350万ユーロ(約4.5憶円)、年間4300万ユーロ(約56億円)を請求しているとか。
でも、この無謀というか非常識のように思える要求にはちゃんとした根拠があるんだそうです。
イタリアの法律には、「離婚した場合、妻には離婚前の生活水準を維持するだけの生活費を、夫に請求できる権利を認める」とあるんですって!!
と、いうことは夫人は月4.5憶円の生活をしているってことですよね。
ビックリです。
また、そのような生活をさせていた当のベルルスコーニ首相はいったいどんな人物なのか逆に興味持ちますよね。
で、またまた驚きです。
彼はイタリア第2位の大富豪で、総資産は実に65億ドル(約5600億円)。
また、国内メディアの7割を牛耳り、メディア王とも言われているそうです。
日本では離婚の場合、資産は折半というのもおかしくないご時世ですから、年に総資産の100分の1の請求というのはむしろ良心的といえるかもしれませんね。
でも首相側は月30万ユーロ(約3800万円)しか認めないと主張しているため、協議が難航しそうだとのことです。
それでもですよ、月3800万円だとしてもとんでもない金額と思うのは僕だけでしょうかね。
何をどうしたらそこまで浪費できるのでしょうか?
庶民の感覚では想像つきません。
金銭は幸せにあらず とは言いますが
カネを持っているからといって幸せとは限らない。
一千億円持っている男の方が二千億円持っている男よりも
幸せな生活を送っている場合もある。
やっぱりお金は欲しいですよね。