ユーモア溢れる機内放送 その1 [面白ネタ]
3月の連休中、爆弾低気圧のせいで、日本各地で多大な被害を受けたことは、皆さん、新聞、テレビでご存知のことですが、特に交通機関は大混乱で、旅行客の方々にとっては、散々だったようです。
さてさて、その空の方、飛行機に纏わる話題をご紹介させて頂きます。
お客様への対応、対処なら、日本ほどサービスが行き届いている国もそうそうありませんが、お客様を和ます術という、とくにユーモアといった面になると途端に点数が低くなるのも日本ですね。
また、飛行機に乗ると、乗務員だけでなく、最近は欧米に倣ってか、機長自ら挨拶とともに機内放送をすることがあります。
ただ、ユーモア交じりということは殆どありません。
でも、欧米ではこんな機内放送が・・・
1・「非常に年配の乗務員のいるヨーロッパのフライト」と機長が述べた後、「皆様、自動操縦の高度に達し、まもなく機内の照明を消しますが、これは皆様の快適さと、乗務員の見栄えの向上のためでございます。」
2・サウスウェスト航空での機長放送。「皆様、喫煙できる場所は、翼の上だけでございます。そこで火をつけられれば喫煙可能でございます」
3・着陸時に乗務員が、「お手持ちの荷物は必ずお忘れないよう確認してください。もし、お忘れになる場合は私たちが欲しがるようなものをお願いします。」
4・「恋人と別れるには50の方法(ways)がありますが、機内から外に出るには4つの非常口(ways)しかありません。」
5・雷を伴う嵐の中をハードに着陸したあと、ノースウェスト航空の乗務員が放送した内容。
「頭上の荷物棚のドアをお開けの際はお気をつけください。今の着陸で、全ての荷物が移動したことは間違いないと思います」
6・サウスウェスト航空機での放送。「サウスウェスト航空245便、タンパ行きにご搭乗ありがとうございます。シートベルト着用の際は金属の留め金部分をバックルに挿入し、ベルトを引っ張って固定させます。他でのシートベルトも全てこの機と同じ作りになっておりますので、この操作が分からない方は、保護者・介護者なしでは公共の場に行かれない方が賢明かと思われます。」
7・「急激な機内の気圧変動の際は、酸素マスクが天井から落ちてきます。その際には叫ぶことをやめてマスクをつかみ、顔の上に被せてください。小さなお子様がいらっしゃる方は、子どものマスクをつける前に自分のマスクを先に装着してください。もし、2人以上のお子様がいらっしゃる方は、お気に入りをお選び下さい。」
8・「到着地の気温は10℃でまだら雲(直訳:壊れた雲)になっていますが、到着までに修理してみようと思います。本日はご搭乗ありがとうございます。
他人は、サウスウェスト航空ほど、お客様やお客様のおカネを大切に思ってくれないことをくれぐれもお忘れなきようご注意ください。」
9・「お座席のシートは浮き具になっており、緊急時の水上への着陸の際は、それを使って岸まで漕いでいくためのサービスの品となっております。」
10・「当機をお降りの際には手荷物をお忘れないように御注意願います。お忘れになった持ち物は公平に乗務員の間で分け与えられます。
特に、お子さんや配偶者を置き忘れないように願います。」
日本の航空会社でこんな機内放送を流したら、どんな反応が返ってくるのでしょうか?
笑って拍手するような度量のある方は少ないんじゃないでしょうかね。
まだ、続きがありますので、次回に。